2008年5月17日 (土)

太郎さん芸術論

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芸術はうまくあってはならない。

芸術はきれいであってはならない。

芸術はここちよくあってはならない。

芸術はいやったらしいものである。

40年以上前に、芸術論としてこういうことを熱く語っていた人だと知る。うまいということは何かと比較していることであり、比較の上で芸術は成らないのだと。新しさここそ芸術であり、新しいということは、それを見る人にとてもストレスを与えるものです。みな自分の体験や価値観の中で鑑賞しようとするものだから。だから、ゆったりほのぼのしたものは、いくら上手にできていても、ある”形式”の上に成り立っている場合が多い、といいます。

芸術とはあったら生活に潤いや味わいを与えてくれるデザートではなく、生きる上での本能的なエネルギーである、という迫力に酔わされた一冊でした。自分としては受け入れがたい部分(必要条件ではあるけど、それで芸術にはならないだろうという突っ込みどころなど)もいくつもあるのだけど、そのようなここは納得、ここは異議あり、ということではなく、「岡本太郎論」として十分楽しめました。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)

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2007年11月28日 (水)

お薦め本(絵本+詩)Best25

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童話や絵本好きです。今でも書店に行くと児童書、絵本売り場はチェックします。ということで、今回はお薦め絵本Best25の紹介で~す。知人に子供が生まれると、プレゼントすることもあります。何度読んでも良い話で、心の温まる作品ばかりで、みんなに読んでもらいたくなるのです。ここで紹介した本は、僕自身が何度も子供に読んであげて、今でも部分的には見なくても暗唱できるフレーズがたくさんあります。

The Missing Piece(邦題:ぼくを探しに) Shel Silverstein
こんとあき、もりのかくれんぼう、他 林明子
手ぶくろを買いに、ごんぎつね 新美南吉/黒井健
こぎつねコンとこだぬきポン 松野正子/二俣英五郎
とんとんとめてくださいな、とてもとてもあついひ こいで・たん/こいでやすこ
チロヌップのきつね たかはしひろゆき
ありがとう 矢崎節夫/田頭よしたか
ちいさいおうち バージニア・リー・バートン
ぐりとぐら、森おばけ、他 中川季枝子/大村百合子
あったかなゆきのよる やすいすえこ/いがわひろこ
ぶな森のキッキ 今村葦子/遠藤てるよ
あおいむぎわらぼうし 武鹿悦子/宮本忠夫
うみいろのばけつ、しろいおくりもの、他 立原えりか/永田萌
子うさぎましろのお話 ささきたづ
わすれられないおくりもの スーザン・バーレイ
くまたくんシリーズ 渡辺茂男/大友康夫
14ひきのあさごはん いわむらかずお
はらぺこあおむし エリック・カール
うさぎのくれたバレーシューズ 安房直子/南塚直子
ふゆのよるのおくりもの 芭蕉みどり
ろくべい まってろよ 灰谷健一郎/長新太
100万回生きたねこ 佐野洋子
さかなつりにいこう 村上康成
詩集 くまさん まど・みちお
詩集 どきん

谷川俊太郎

超有名定番作品からなんだそれ?と思うものまであると思いますが、みなさんは何冊ご存知でしたか~?

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2007年11月21日 (水)

お薦め本 BEST50

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好きな本は好きな人に薦めたくなります。

今日は、僕のお薦め本を手当たり次第にご紹介。実はこのBLOGを始めるときに、本の紹介もポツポツできたらいいなぁと思っていたのですが、そういう能力がないことが判明。感動した本であればあるほど、それをちゃんと相手に伝えたくなるのに伝えきれないもどかしさで、結局「なんでもいいから読んでみて!」となってしまう。これじゃあ書評にもならない(笑)駄作をこき下ろすのは簡単ですが、良い本をネタバレさせずに正しくお薦めする難しさを実感いたしました!

ということで、今日は本の整理をしたこともあって、とにかくランダムに目についたお薦め本を並べてみます。選考基準は、自分の妻や子供に薦めた本。そのために、並べてみると、圧倒的に少年少女成長系、ファンタジー系多い。ハヤカワミステリを濫読時期もあり、決して海外モノが嫌いというわけではないのです。、そのうちミステリーベスト10、SFベスト10とか絵本ベスト10とかも選んでみたい・・・

蒼穹の昴 浅田次郎
少年時代 R・マキャモン
詩集 遠征路 井上靖
しろばんば、夏草冬濤、北の海 井上靖
消えた少年たち オースン・スコット・カード
びりっかすの神様、2分間の冒険、他 岡田淳
なかよし小鳩組、ハードボイルエッグ、他 荻原浩
イン・ザ・プール、東京物語、他 奥田英男
夜のピクニック、ネバーランド 恩田陸
オーパ!、フィッシュオン、他 開高健
キッド・ナップ・ツアー 角田光代
モンキー岬 景山民夫
ななつの子、魔法飛行 加納朋子
翼はいつまでも、雨鱒の川 川上健一
川の名前、夏のロケット 川端裕人
船乗りクプクプの冒険 北杜夫
クリスマスに少女は還る キャロル・オコンネル
勝海舟 子母澤寛
ベロ出しチョンマ 斎藤隆介
黄色い眼の魚、しゃべれどもしゃべれども 佐藤多佳子
深夜特急 沢木耕太郎
岳物語、アド・バード 椎名誠
ケインとアベル、運命の息子、他 ジェフリー・アーチャー
きよしこ、流星ワゴン、他 重松清
竜馬がいく、項羽と劉邦、坂の上の雲、他 司馬遼太郎
キャッチ=22 ジョーゼフ・ヘラー
依頼人、評決のとき、ペリカン文書、他 ジョン・グリシャム
警察署長 スチュアート・ウッズ
ドラゴンの眼、タリスマン、グリーンマイル スティーブン・キング
図書館の神様、卵の緒、天国はまだ遠く、他 瀬尾まい子
でかでか人とちびちび人 立原えりか
みみをすます、他 谷川俊太郎
指輪物語、ホビット トールキン
楽隊のうさぎ 中沢けい
西の魔女が死んだ、裏庭 梨木香歩
日本の川を旅する 野田知佑
兎の眼、太陽の子 灰谷健一郎
しゃばけ 畠中恵
死霊狩り 平井和正
天国の本屋 松久淳+田中渉
氷点、塩狩峠 三浦綾子
ユタと不思議な仲間たち 三浦哲郎
孟嘗君、重耳、夏姫春秋、他 宮城谷昌光
童話物語 向山貴彦
天使の卵、天使の梯子 村山由佳
DIVE!!、カラフル 森絵都
大地の子、沈まぬ太陽 山崎豊子
夏の庭 湯本香樹美
三国志 吉川英治
ウォーターシップダウンのうさぎたち リチャード・アダムズ

(うーん、ちょっと有名作品で揃えすぎたかな・・・)

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2006年10月20日 (金)

せちやん読了

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川端裕人著「せちやん」読了。

「川の名前」「夏のロケット」「動物園にできること」「手のひらの中の宇宙」に続き5冊目。期待通りの満足感。やはり僕はこの作家と波長が合うみたい・・・

でも、宇宙人についてちょっと意地悪く考えてみたくなった。確率論から宇宙に地球にしか生き物がいないということの方が無理がある、という意見を良く聞く。

でも、同じ理屈で、人類よりはるかに進化した生き物が、恐ろしく大昔から存在していない、と断言する方が無理があるのではないのか?そうなると、その生き物がはるか昔に自分たちよりもお馬鹿な宇宙のどこかの生き物に向けて、だれでもわかるメッセージを発信していない、と断言する方が無理があるともいえないか?

何が言いたいかというと、確立論的にいえば、知的生物が我々が観測を始めるはるか昔から知的下等な生き物でも理解できるなんらかの方法で宇宙に向けてメッセージを発信していると考える方が楽チンであり、今現在宇宙からのメッセージを受信することにがんばっている人たちがたくさんいるのだけど、そんなことしなくても(本当に知的生物がいるのなら)とっくの昔に我々にそのメッセージが届いていていいはずだ、確率論的には。で、今そういうのがないということは、すくなくても地球人以上の知的生物っていないんじゃん、っていう夢のない屁理屈論。言葉遊びですが・・・

という僕は知的生物を信じている派なんですけど。ネ

写真は、本文と関係なし・・・

全然、本のレビューじゃなくてごめんなさい

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2006年8月 6日 (日)

動物園

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「動物園にできること」 (川端裕人著・文春文庫)を読了。

この作家の本を「川の名前」「夏のロケット」と読んですっかりハマってしまって、川上健一と双璧!って絶賛した勢いで、一転してジャーナリスティックなエッセイを読んでみた。しっかり読ませてくれますねぇ。こっちのジャンルでは小林照幸(「朱鷺の遺言」など)とか結構好きだったけど、それと同じくらいか、それを超えるかも・・・この作家、すごい!書評はへたなのでアマゾンなどのレビューを参考にしてくださいね!

この本の中で、「動物園で、自然の環境のようにコンクリートにペイントして岩のように見せたりするのは、動物のためではなく、見る人間のためであるのに、それをあたかも動物に優しい環境作りのようにアピールするのは、欺瞞である」というようところがあります。(ごめんなさい、ここまで書いてはいません。書いている内容を僕がそう読みくだした、だけです)

それで、ちょっと話は違うけど、毛鉤・フライやルアーのことを思い起こしました。

魚にとっては、赤とか黒の毛糸でも、はたまた銀色のスプーンでも、餌(虫や小魚)だと思って飛びつくのです。でも、それを微妙にきれいに水生昆虫やフライのように色使いにも気を使いながら毛ばりを巻いたり、ルアーに目玉を入れたり微妙なグラデーションで光沢を出すのです。これって、釣り師のロマンみたいな面が強いですよね。実際にはそこまで繊細なディティールは魚は見分けがつかないのだけど、やはり実際に捕食している餌に近づけたいという気持ち。

釣りはロマンでいいけど、動物園はそこを勘違いしてはいけないのですね。あ、それを分かった上で、別の目的でやっているのだ、というのはいいのですよ。ただ、実際にそれに関わっている人が知らないうちに勘違いしないこと、これが大切だと思います。それを勘違いしていくと、なんだかその先には、 「川の名前」に登場するナチュラリストのお父さんの婚約者のような方向に近づいていくのだと思います。(ちょっと飛躍してます・笑)

僕は、元来、真っ正論を声高に得意げに論じる人種が嫌いです。ロハスはいいけど、ロハスを自分のライフスタイルであると臆面もなく言える奴って鼻持ちならない。みたいな感じかな?

そういうことって、結構身近にもありますよね。これ、ほんとにその人のためにやっているの?って自問するとドキッとすることってありませんか?僕は結構あります。そんなまだまだな奴です、はい。そんなこと、あんなことも考えさせてくれる素敵な作品。動物園好きでない人にもお奨めです。川端さん、感謝です!

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2006年7月24日 (月)

ひと休み・・・

小岩井牧場の人気者・・・今日はちょっと話題を変えて。

Sheep Cow

元来本好きです。実は高校のときは文芸部の部長なぞしていて、結構文学かぶれの鼻持ちならない奴だったかも。小説や詩も結構書き溜めたんですよ。今でも活字は手放せません。たまには本の紹介もしていきたいと思います。気に入った本はみんなに読んで欲しいもんですよね!

で、今回のお勧めは、川端裕人「川の名前」ハヤカワ文庫)です。

店頭でも平積みされているので、読んだ人もいるかも・・・

少年成長もののエッセンスをあますところなく盛り込んだ正統派。

僕がこれまでであった本のベスト10に入るかもしれません。

この手のジャンルでこれまで読んだ超お勧めは、

◆川上健一「翼はいつまでも」(集英社)

  ・・・ピカイチです!!!絶対読むべし!これもベスト10に入る!

◆重松清「きよしこ」(新潮社)

 ・・・重松さんの中ではこれが一番好きだな

◆あさのあつこ「バッテリー」(角川書店/文庫もあります)

 ・・・今嫁さんがハマってます

以下の2点は少女ものですが、仲間に入れちゃおう

◆湯本香樹美「夏の庭」(新潮文庫)

◆梨木香歩「裏庭」(新潮文庫)

おっと、忘れてはいけない原点のようなものでは・・・

◆井上靖「しろばんば」「夏草冬浪」(新潮文庫)

 ・・今読んだらどうかな?

  曽野綾子「太郎物語」などと並ぶ、もはや古典かも。

40-50代の原点探しに、旅先で電車に揺られながら

読み急ぎせずに、まったり読まれることをお薦めします。

「翼よいつまでも」はうちの子が高1のとき読んで

目一杯感動してました。

中高生のお子さんがいたら、教えてあげて欲しいな。

でも、あらためて見返してみたら、定番モノばかりでつまんないか。

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次回は、これまた大好きなファンタジーベスト10とか選んでみようかな・・・

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2006年4月28日 (金)

たまにはフライもいいな

ブログを始めて2ヶ月が経過しました。

読んでくれる方、いつもありがとうございます!

釣り関係のテーマでブログを書いている人たちって、フライフィッシャーマンが多いんですよね。なんででしょうか?

Book1

フライっていうと、僕のイメージではイギリスのチョークストリームで優雅に過ごす、いわゆるI.ウォルトン「釣魚大全」の世界なんです。それから、R・レッドフォード主演の「リバー・ランズ・スルー・イット」の原作「マクリーンの川」とか、「釣り師の休日」(角川書店)の世界。なんかいいですよね。どうも、フライと文学って結構つながりが深そうです。

Book2

僕的、定番ですけど開高健「完本私の釣魚大全」とか夢枕獏「本日釣り日和」なんか、親しみが持てて好きな愛読書です。

などと、釣り師は家の中でもこんな本をめくっては、妄想を膨らますのですよね。

おっと、最近の釣り本の一押は、鈴木啓三郎さんの「竿をかついで一人旅(長野編)」(木世出版←木偏に世でエイと読みますが漢字が出ない^^;)です。テンカラ釣行記ですが、なかなか楽しい本ですよ。

Book3

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