2008年8月27日 (水)

正しいことをやるな

夜の多摩川、花火見物の帰りに一枚。羽田に着陸する飛行機の残光も。

Moon

正しいことというのは、論理的なことです。

論理的な考え方というのは訓練すれば誰でもできるようになります。

誰でも考えられるということは、みな同じロジックを構築できるということです。

論理的に正しいことを積み重ねていくと、同じような結論がたくさん作られます。

しかし、クリエイティブにとって、同じことに価値はないはずです。

ですから、正しいことをやっていても何も生まれない、創れないのです。

というような話を、昨日あるクリエイターと話しました。

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2008年7月12日 (土)

企画の評価

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企画が良かったか、悪かったか、何で判断すべきでしょうか?

たくさん売れれば良い企画?

売れてなんぼの世界ではあるけど、

でも商品が売れるのは、開発、生産、販売、サポートなどが様々に関連すること。

買った人の満足度が高ければ良い企画?

癖のある商品ほど満足度は高くなります。

その癖に惹かれて買ったか、その癖を我慢してでも欲しい別の魅力があったのだから。

いろんな賞を獲れれば良い企画?

新しいコンセプトで多くの賞をとったけど、

ビジネス的にはまったく失敗だったという商品もたくさんあります。

というように、その企画が良かったか悪かったかは定量的に測ることは困難です。

が、会社の中ではそれを求められることが多いことも事実。

企画が失敗したときの悔し紛れの言い訳は

「時期尚早だった」ですが、これは暗に

「一般ピープルより先に進みすぎちゃったんだよねぇ」

と最先端にいる自分を認めさせたいだけ。

回答のない、独り言でした。

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2008年7月 4日 (金)

炊き立てのご飯

Rice_2良いお米で上手に炊けたご飯は、もう充分それだけでおいしい。贅沢な料理はいくらおいしくても繰り返せば飽きてくるけど、ご飯は毎日食べていても飽きることはない。(同じ主食でもパンは飽きることがあるんだよなぁ)しかも、それ自身でおいしいという自存性を持っているだけでなく、おかずの味も引き立ててくれるという触媒的な役割も発揮する。ベーシックな商品の価値は、そんなご飯と同じだと思います。スペック競争はおかず競争。他にない食材、味を探し出し、ほらおいしいでしょう!と訴える。飽きられる前に、次のおかずを探し出す。味もだんだん濃くなって刺激が強くなってくる。でもね、本当においしいご飯さえあれば、おかずは塩サケとかタラコの一竿もあれば十分なのです。企画も同じ。おかず探しの競争の前に、良いお米を育て、おいしいご飯の炊き方をちゃんと考えなくてはいけません。ご飯の味で勝負できるものが、あきられずに残っていくと思うのです。

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2008年6月26日 (木)

最高のチームといおう!

浜離宮前踏切~銀座に残された唯一の鉄道踏切信号機

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唐突ですが、

リスペクトできる仲間と一緒に仕事ができるのは幸せです。

誰でも長所短所もあるのだけど、そういうのを全部飲みこんだ上で

“最高のチーム“と言えたら素晴らしいと思います。

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2008年4月 3日 (木)

スーパーで買う有名土産品

多摩川六郷橋の川崎側の橋下でシーバス狙いのアングラーを数名発見。

お父さんが大物を釣り上げてくれるのを待って、大きなタモをかたわらに置いて

待つ子供。でも、春の陽射しでいつの間にか、うとうと・・・

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今度、僕も行ってみようかな?と思っていますが、昔に比べて綺麗になったとはいえ、この辺でウェーダー履いて立ち込んで釣る気にはなれない。多摩川には相当数の鮎が遡上してきています。もっともっと浄化されて、子供が水遊びできるようになるといいなぁ・・・

ところで、近所のスーパーに行くと、「かもめの玉子」というお菓子が売っています。以前は東北に旅行にいったときによく買っていました。超有名菓子でいろんな賞もとっているはず。なんでこういうお菓子をスーパーに卸してしまうのか・・・売上は一時的に上がるのは確実ですが、商品価値が下がっていくのも確実。おいしいお菓子なだけに、残念。

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2008年3月27日 (木)

ハインリッヒの法則

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■「ハインリッヒの法則」一つの深刻な事故の裏には、表に出てこない29の軽い災害があり、300のひやっとした経験がある。アイデアも同じ。これは!と思うようなアイデアを考えたら、同じことを考えた人が300人はいて、それを実行に移した人は30人はいて、成功するのはその中の一人である、ということ。

■セブンイレブンのロゴの最後のNは小文字であることを知っている人は意外と少ない、らしい。⇒ SEVEN ELEVEn ですね。親父の薀蓄ネタにどうぞ・・・

■インターネットの成功企業googleでは、社員旅行を長く続けてきた。おたくエンジニアの巣窟にならないように、社内のコミュニケーションには特に配慮してきた一つの現れ。結局、毎年社員が増えていくので、3500人までは続けたという話。3500人の社員旅行って、壮観でしょう!

■糸井重里さんの手帳には、i (いい考え)× t(技術) = G(良いこと) と書いてあるんですって。いいことを考えても、それに技術を加えないと、かたちにもならない。という教え。

今日は、最近メモしたネタを並べてみました。写真も意味なく掲載・・・

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2008年3月22日 (土)

ラグジュアリーブランド

今日は、知り合いの父親のお通夜で、新潟まで日帰りで行ってきました。「大変だねぇ」と話しかけた人が、その知り合いの双子の一人と気が付いて焦った・・・

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エルメスとシャネルではモードに対する距離のとり方が全く違う。

「ブランドの条件」山田登世子(岩波新書)

ヴィトン、プラダ、エルメス、グッチ、シャネルなど、高級ブランドとして一緒くたにして論じてしまいそうですが、それぞれの起源から現在のスタンスを見極め、ブランド論・贅沢論につなげている面白い本だった。これは是非お薦め!

シャネルは貴族の宝石好きを、「首から小切手をぶら下げるなんてシックじゃない」と喝破して、イミテーションを積極的に取り上げる(しかも高価!)話など、刺激があっていろんなヒントが満載です。

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2008年3月15日 (土)

BOP

桜満開~散歩していると早咲きの桜に出会えます

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BOP=Bottom of the pyramid

経済的なピラミッドの底辺にいる人たちを指す言葉です。

世界中で1日2ドル以下で生活している貧困層は40~50億人いるという。

そのような層を狙ったマーケティングがこれから重要になってくる。

低所得者向けに安価なラインナップを増やそうという従来の拡大路線ではカバーしきれないほどの環境格差、所得格差をどう乗り越えるか?が課題です。バングラディッシュの無担保融資銀行なども一つの取り組み方として注目されていますね。ボランティアではなく、ちゃんとビジネスとして長期的に見据えた取り組みをしないと継続できないことです。短期的な結果を求められるビジネスの中で、どのように腰を据えて取り組むか?経営哲学とマーケティングセンスの勝負です。

富俗層が注目を集めているときに、今、”超”貧困層に注目。

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2008年3月 7日 (金)

ABC

おー、肝心の龍馬さんの銅像を忘れていた~桂浜

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コンビニで本を立ち読みしていたら、日経アソシエの付録が”格言集”の小冊子だったので、ぱらぱらとめくってみたら、”ABC”というのを見つけました。読者からの投稿のようで、なんだこれ?って見てみたら・・・・

A・・・当り前のことを

B・・・馬鹿にしないで

C・・・ちゃんとやる

うまい!座布団一枚!(笑)

サラリーマン川柳の臭いもあるけど、面白いよねー

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2008年1月31日 (木)

絶対数学

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「その数学が戦略を決める」イアン・エアーズ著(文藝春秋)を読む。

一見関係がなさそうなものが極めて高い相関を持っているという話。

しかも、専門家が分析した予測よりも、きわめて単純化した統計データの方が、

”例外なく”当たる確率が高い、というのが興味深い。

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2008年1月25日 (金)

対極にいる顧客

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狙いの顧客から徐々にユーザー層を拡大していくというマーケティングは常套ですが、全くの対極に次なる大きな顧客層が隠れていることがある、ということは多くの事例からも明らかです。赤ちゃんようスキンケアが若い女性に売れ、大画面TVが1ルームマンションに住む独身に売れ、小児用リポビタンが受験生に売れ、などなど。

隣の顧客層へはほうっておいてもじわじわと広がることもありますが、対極の層への広がりはなんらか外部からのトリガーが必要です。そこにマーケティングの妙があります。

先日の続きですが、納得の1フレーズ・・・

”うまい料理人が作る普通の料理がうまい”(深沢七郎)  わかる気がする

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2008年1月22日 (火)

顧客歓喜は人が創る

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CS(Customer Satisfaction)=顧客満足度の向上は、仕事のプロセスをしっかり構築して組織能力で実現できるものです。しっかりと観察し地道に分析する中から、ユーザーの使い方や不満点が見えてくるからです。だから観察のコツ、分析のテクニックを学べば誰でもできるし、分業も可能です。

しかし少し前から、満足させるだけでは不十分であり、顧客を歓喜させるような価値提案が必要であるということで、CSならぬCD(Customer Delight)=顧客歓喜という言葉が注目されていました。このCDというのはCSの延長、強化したものと考えると誤ります。

歓喜できる価値のアイデアは一握りの人にしか見つけられない、と経験上言い切ります。

ということから、マネジメントとしてはCSは組織プロセスのマネジメント、CDは人選と権限委譲のマネジメントスキルが求められます。しかし、まだまだこの2つを混同してひとつにまとめて論じる、取り組む人が多い。

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2008年1月16日 (水)

パートナー

タイヤ公園 子供の頃からあるけどゴム臭いので好きじゃなかった(笑)

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「消費者」という言葉は、私作る人あなた使う人という区分けのイメージが強すぎるので、最近は違和感を感じて使うのを避ける人も多くなってきた。それで、代わりに「生活者」なんて言い方をするケースもある。最近では「パートナー」と言う人もいる。(そこまではどうかと思うが、意図はよくわかる)

言葉は時代によって変わっていく。

知り合いのブログで紹介されていたので深沢七郎著「生きているのはひまつぶし」光文社を読んでみた。生を受けたことに感謝なんてしないね、仏教なんてインチキだ、富士山よりヌードの方が奇麗、などと小気味良い話が満載。面白かった。これに触発されて、昔読んだ勝小吉(海舟のお父さん)著「無酔独言」とか勝海舟著「氷川清話」をもう一度読み返してみようかな、と思っている。

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2008年1月12日 (土)

京都の湯豆腐は何故高いか?

最近流行りのビジネス系新書っぽいタイトルにしてみました(笑)

でも、湯豆腐の原価や利益構造を分析するわけではありません・・・

若いころは神社仏閣などは足早に通り過ぎてしまう方でしたが、

最近は写真への興味と共にお寺巡りも楽しめるようになってきました。

北志向が強い自分ですが、京都もこの年になって少しづつ楽しめるようになってきました。

で、昔から思っていたことですが、

「京都の湯豆腐はなぜ高いのか?!」

です。

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確かにスーパーで買う豆腐よりおいしいと思いますよ。

でも、でも、たかが豆腐じゃん!

そこに田楽(これも豆腐)と形ばかりの精進揚げが2,3点ついて

ご飯とみそ汁セットで4000円はないだろうって、思いませんかぁ?

「老舗」「佇まい」などの暖簾代、場所代込みだとしても、です。

国際観光都市というポジションに胡坐をかきすぎじゃあないかぁっ!(笑)

しかも、火に油のように腹立たしいのは、ガイドブックで

「京の湯豆腐が3000円とリーズナブルに楽しめるお薦めランチスポット」

なんて、その商売に取り込まれて紹介していること。

ライターはほんとに湯豆腐3000円でリーズナブルと感じるんですかね?

なんか感覚ずれてないかなぁ、だって今・・・

東京で4000円でランチ食べようと思ったらどのくらいのものが食べられるか?

と考えちゃうんです。

国産ヒレ牛ステーキをメインにしたフルコースだって食べられる値段です。

銀座のゴージャスなお店でフカヒレ豪華ランチコースだっていけますよ。

ついでに書くと、京野菜っていうのもイメージ先行しすぎじゃないでしょうか?同じくらい新鮮でおいしい長野や那須の高原野菜だったら、山盛りたらふく食べられるのに、”京野菜”という名前が付いた途端に、高価な食材になってしまうような気がしてますが、なにか隠されたマジックがあるのでしょうか?

ということで、

いかにこだわりの出汁、豆腐を使っていても京都の湯豆腐は高すぎ!の結論に至る。

そこで

老舗湯豆腐と変わらぬ味で、豆腐の量は2倍!価格1280円!

という設定で勝負をかける人が現れないかしら。

京の味のわからん無粋な考えだと笑われることを覚悟して、

京料理のユニクロ出現!湯豆腐の価格破壊王 です。

以上、京の”粋”とは縁遠い、ただの豆腐好き人間の戯言でしたぁ~

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2008年1月10日 (木)

消費のクリエイティブ

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クリエイティブは物を生み出す側だけのものではない、と糸井重里さんの日記で読む。

何を選択してどう使いこなすかに、消費する側のクリエイティビリティが試される

豊かな時代だからこそ、ですね。

その前に、膨大な情報の中から必要なものだけを探し出せる”臭覚”が必要。

”選択力”といってもいいかもしれませんね。

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2008年1月 8日 (火)

競争優位な基本戦略

今年の年賀状を見返していて、写真印刷が以前よりも少なくなっていることに気がつきました。やっぱインクジェットのインク代ばかにならないし、時間もかかるからなぁ、みんな学習しているんだろうなぁ・・・と思ってみたけど、単にみんな年取って年賀状にするような子供の写真も撮れなくなっただけかも、って気がついた。

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          六郷から川崎を望む~朝夕だけのかもめのサンクチュアリ

マイケル・ポーターは、事業戦略には結局のところ3つのパターンしかないと言う。

(1)コストリーダシップ戦略(低価格戦略とは異なります)

(2)差別化戦略

(3)集中化戦略

シンプルでわかりやすい分析。ただし、競争に勝つことは、経営の最優先課題ではないということも同時に知っておいて欲しいと思います。シェア・売上・利益が競合よりも少ないこと自体は、経営課題でもなんでもない。競争に勝つということ自体には顧客という視点がないということ、そして競合に振り回されることになるということ。だから、勝つことに一喜一憂してはいけない、ということです。

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2008年1月 6日 (日)

Premium

          低空でホバリング中のヘリをVR18-200mmレンズで捕らえる

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                                (周辺光量落ちが気になりますが、こんなもんでしょうか?)

プレミアムとは機能的価値<Quality>と情緒的価値<Emotional>が高いレベルで融合したときに生まれるブランド価値です。機能的価値が高いというのは、単に競合他社と比較して優っているという次元のものでは不充分で、“レベルの違う上質”を約束できるものでなければなりません。また情緒的価値は性能・機能では表せない歴史・思想・理念・こだわり・行動、そして何より語り継がれる顧客をバックボーンとした商品周りのあらゆるものから形成されるものです。いわば、究極のモノ作りと究極のストーリーがプレミアムブランドを育てていくのです。

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日本でプレミアムブランドが育ち難いのは、この情緒的価値のストーリーがないことと、あってもそれを伝える適したストーリーテラーが不在であることが大きな要因でしょう。ストーリーというと開発ストーリーがすぐに思い起こされるかもしれませんが、実はストーリーは顧客が作っているのです。上質なストーリーを顧客が作り、それに触発された限られた感度を持つ人たちが新たな開発に挑戦し新しい驚きを創造することで、次のストーリーができていくというプロセス。

香港で食べる中華料理がおいしい理由は、料理人の違いだけでは説明ができません。シェフを日本に連れて来ても、食材を輸入しても、長期的に見るとあの味は育たない。なぜなら、香港の顧客が香港の味を作っているからです。顧客の高い要求があるところに、高いレベルの味が生まれるのだということです。(食については門外漢なので的外れな引用かもしれないけど、言いたいことはわかってもらえると思います)

レクサスは高性能だけど文化とか思想が今は感じられないのです。日本の自動車メーカーとして、今後は世界の高級車市場に次のビジネスチャンスがある、というマーケティング戦略は理解できるけど、マーケティング戦略に顧客が共感はしてくれるわけではないのです。欧州車の歴史、文化(情緒的価値)に対抗して、いくら高性能、高機能(機能的価値)を実現しても、RESPECTはされるブランドにはなるけどPREMIUMにはなりません。単なる高級品、贅沢品としてラインナップを増やすだけです。もちろんトヨタもそんなことは百も承知なので、ショールーム作りを初めとして、ホスピタリティを重視した施策を進めているので、レクサスも昔のバブリーな高級車に比べて多少は品のあるブランドの香りは感じられます。でも、今はまだそれも巧妙なマーケティング戦略の一つとしか見えてこないというのが限界。言葉を変えれば、メーカーのこだわりではなく、広告代理店が作ったプロモーション戦略に見えるということ。実際にそうだあるか否かは関係なく、です。そう感じられるうちは本当の共感は生まれないと思うのです。レクサスを否定しているわけではありません、腰を据えて時間をかけて気づいていかないとプレミアムブランドにはならない、というです。

日本発プレミアムブランドをもっともっと作っていくべきです。

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2007年12月28日 (金)

団塊って呼ばないで

団塊世代が一番嫌がるのは、”団塊”って呼ばれること。

既定のレッテルを貼られる不快感は誰でもあるものです。だから、シルバー向け、初心者向け、女性向け、なんていうのが前面に出すぎたものは拒否されてしまうことがよくあります。なんか押し付けがましいし、勝手に決めるなよ、って気がするのです。

話変わって・・・

大衆から小衆、分衆へ、モノから物語消費へ、機能から感性へ、マスからぺルソナへ、というメッセージは、20年以上も言葉を変えて言われ続けてきています。そして、それを示す様々な事例も紹介されるのですが、でも実は、同じ事例が、古典的な大衆に向けたマスプロの理論でも説明できてしまうということを、知っておくべきです。ムードに流されて、かっこいいキーワードに迷わされないこと。

21owumbf9yl_aa115_1 川端裕人著「エピデミック」読了。エンターテイメントとして読み応えのある作品。映画化したら面白いだろうな。(映像的にはちょっと地味かもしれないけど、今の流れから充分いける)

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2007年12月 3日 (月)

スローカーブを投げる

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DogCafe

勝負どころでスローカーブが投げられることってすごいことだと思いませんか?

打たれたときのダメージは大きく、速球勝負したときよりも後悔も大きく、後に引きずる。

それでも、あえて抜いた球で勝負をすることを選ぶということは、

よほどの自信と、勇気と、確信がなければできないと思うのです。

バレーボールでも、フェイント攻撃が要所で効果的ですが、

攻め倦んでフェイントで逃げようとした時は、

拾われて、逆に相手にチャンスを与えてしまうことが多いのです。

精神的には、強打と同等以上の攻めの気持ちが必要なのです。

(→実は、中学の時はセッターやってたんです・笑)

いずれにしても、中途半端にスローカーブは投げられないということ。

それだけに、勝負所で力を抜いた攻めができる人には、凄さを感じるのですね。

世阿弥の言葉に”修・破・離”というのがあります。

しっかり底力をつけた()うえで、その形を壊し()り、自分の道を追求する()。

だから、抜いた勝負がカッコいいと思って、いきなりスローカーブから入ると

手痛い目にあることは必定です。

しっかりとした修得あっての”軟攻”なんですね。

といいながらも、どちらかといえば

ズドンっ!と腹にこたえる重たい直球勝負の作品が好きなんですけどね(笑)

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2007年11月29日 (木)

興奮と感動

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興奮とは、普通でない刺激を与えられることで感じるもの

感動とは、普通のことを素晴らしくやることで生まれるもの

だから、興奮は慢性化し慣れてしまうけど、感動は劣化しない

背中に回したグラブで球をキャッチするテクニックで観衆を興奮させることはできるが、何度も見るとだんだん飽きて、興奮は持続しない。さらにもっと強い刺激、新しい刺激が求められていくので、どんどん追い詰められていくことがある。一方、打った瞬間の最初の一歩の反応が素早く、落下地点に早く入って球をなんなくキャッチする凄さは、何度見ても感動できるものであり、その感動は薄れにくい。というような感じでしょうか。(もちろん、興奮が時として感動に変わることもあるのだけど)

感動させることとは、普通のことをどれだけ長く、深くやり続けられるかなんだよ

という、すっごく良いお話をあるアーティストから聞きました。

一時的にすごく話題になる機能というのがあって、その機能が付いないだけで、もうその商品そのものの価値全部が否定されてしまうようなことがあります。作り手も売り手も買い手も、その機能が搭載されていることが、その商品の先進性を測るバロメーターのように見てしまうのですね、ヒステリックなまでに。興奮競争をしているプレイヤーはその土俵から降りるわけにはいかないのですが、感動を目標にしていると、”わかった上でやらないい判断”ができると思います。これ、とても難しいことです。だって、総スカン食ってしまう危険と裏腹ですからね。でも、やらない勇気の責任は企画にあるのです。ということが前のエントリ「整理術」につながってもいるのです。

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2007年11月28日 (水)

こてんぱん

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企画会議などで、目論見が外れてコテンパンにやられてしまう、ということがあります。開始1分で、ぎゃふん!参りました!出直してきます!ってなるとき。もう、ここまでやられたら逆にすっきりしちゃうくらいなものです。僕も、資料をパラパラとみたとたんに、「これじゃだめ、やり直し!」と突き返されたことがあるし、同じように突き返した経験もあります。

こういうときって、たいてい聞く人の立場にたっていないのですね。

今、何に関心があって、どんな話が聞きたいのか?ちょっと考えるとわかることなのに、自分の提案を聞いて欲しい、了解して欲しい、という気持ちばかりが先に立ってしまう。

”こてんぱんにやられる”経験はたくさんすると、肝が据わるし、いわゆる”KY”にならないです。(笑)

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2007年11月24日 (土)

整理術

~嵯峨野 落柿舎~銀閣から嵯峨野まで行ったんかい?!と突っ込まないで下さい(笑)

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佐藤可士和著 「超整理術」 を読む。今、最も元気で注目を集めているアートディレクターであり、国立新美術館や明治学院大学、ユニクロ、SMAPなどを手がけてきた人。面識はないのだけど、知人の同級生だということで近々お会いできそうで、楽しみにしています。

この本では、とても真っ当な思考法が紹介されています。閃きやセンスという雲をつかむような話ではなく、”まずは机の上から整理しなさい”というアプローチが新鮮。情報を整理したところに本質が見えてくるということを、①物理的な空間、②情報空間、③思考回路、という3つのステップで解説しています。自分をクリエイターではなく、医者のような存在と位置づけているのも面白い。主体はあくまでもクライアントであるというスタンスを崩さず、アイデアは相手(=患者)の中にあるから、枯渇することはない、と言います。

写真は”余計なものを削って、本当に撮りたいものにフォーカスしなさい”と言われます。迷いがあると、1枚の写真にいろんな視点を盛り込んでしまうのですね。僕もそうですが、捨てる勇気がない。だから何を撮りたかったのか?が伝わらないで、ぼやけてしまう。

同じく、優秀な企画は、シンプルミニマルなものを突き詰めていきます。捨てられる勇気、潔さで勝負できるか?が重要です。迷いがあると、”とりあえず搭載しておこう”になってしまいます。それで、どんどん使わない機能が増えていって、テンコ盛りの機能を説明する分厚い取扱説明書が出来上がる、という結末。わかっていても捨てる勇気がないのですね。”あっても邪魔にならないから”というのも良く聞く理由ですが、そんなことはないのです。

本当に必要なものだけにフォーカスできると、コンセプトが立ってくる。

それをもう一度再確認できる本でした。

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2007年11月19日 (月)

世代論(3) ジェネレーションZ

                                 -あだし野念仏寺の竹林

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ジェネレーションZは現在の15-21才(高校、大学生)を指す概念。

縁あって先週、セミナーを聞きに行きました。仕事でも自分の子供がちょーどこの世代であることもあって、興味深い内容でした。

「下流社会」の著者 三浦展氏が”J-POPが好き、和モノ好き、郷土愛が強く、スピリチュアルな非合理性を信じる”、そんな世代像を面白く楽しく解説。そーかー、この子たちは星占いよりも、来世や輪廻を信じているんだぁ・・ふーん。”沸点が低い”というところなど、僕の以前のエントリでも書いたことにもつながって理解できる。

半面、”よさこいソーラン経験は5割以上”を”日本好き”と結び付けていたり(←実際は、学校の行事でやっているから)、”キャバクラで働きたいが2割以上”を”ゆるい職業意識”と結論付けていたり(←経験してみたいのと、職業意識って別もの)、と”掴み”を意識しすぎた恣意的なものが目立って、突っ込みどころはたくさんありました。でも、そういうちょっとセンセーショナルな切り口に持っていかないと話題にもならない、という実ビジネスん面での事情もわかりますけどね。(最近のベストセラーになる新書のタイトルのように)

でも、そういうことも含めて、あまり堅苦しく考えなければ、十分楽しめる内容でした。

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2007年11月17日 (土)

ペンの太さで企画も変わる

                                 鹿苑寺銀閣

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弘法筆を選ばずと言いますが、

”ペンの太さで企画は変わる”と思うことがあります。

マジックで画用紙に構想を殴り書くときは思考も大胆になったり、0.3mm極細水性ペンで小さな手帳に企画のドラフトを書いているときは、緻密にディティールにこだわったり、そんな経験はありませんか?

それで、僕はたまに気分を変えるために、BICの極太ボールペンでケント紙にスケッチしてみたり、原稿用紙や藁半紙を使ったりすることがあります。筆ペンや平筆水性ペンなどを使うのも新鮮です。

同様に、PCアプリでもいつもいつもパワーポイントばかりで企画書を書かないことです。試しに、エクセルとかメモ帳で企画書をまとめてみることをお薦めします。

特に、メモ帳などのシンプルなテキストエディタだけでロジックを組み立てるのはお奨めです!絵や表が使えないから、ごまかしが効かない。余計な装飾がされないので、本質的なところだけで勝負しなければなりません。

慣れ親しんだ道具を手放すと不安になるし、新しい道具はしっくりこないでストレスを感じることも多いのですが、そのために、従来の思考の流れの思わぬところでひっかかりを感じたりできることがあるので、面白いのです。

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2007年11月14日 (水)

去った後に感謝される仕事

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今現在、「よくやっている」と認められることばかり気にしないで、去った後に「あいつがいてくれてよかった、いい仕事をしてくれた」と、みんなに感謝されるような仕事をしなさい-

日々の仕事をこなすことばかりに気を取られていると、ほんとに大切なことを見失ってしまう。本質的な問題に取り組まず、表面の絡んだ糸だけほぐして「あー、今日も忙しかったぁ!でもこんなに仕事をこなしたぜぃ!」と思っていないだろうか。それを引き継いだ次の人は、とても苦労しているかもしれないし、ましてや将来その仕事に関わる人がどう感じるか?なんてあまり考えないでいる。

”僕が今やっていることは、僕がいなくなった時に、誰かに感謝される仕事なのだろうか”

そんな風に考えてみることは、とても大切なことだと思います。

忙しいと右から来たものを左に受け流すぅーっ になりがち・・・戒めねば

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2007年11月11日 (日)

正しい問いができること

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私たちは「正しい答え」を求めがちですが、

「正しい答え」は状況の違いにより「誤った答え」になります。

大切なのは、「正しく問う」ことです。(P・ドラッカー)

的確に問える人は、結果が良くても悪くても、長い目でみれば大切な足跡が残せそう。

レポートとか論文では、何をテーマにするか?で良し悪しが決まります。

子供の頃、作文とか自由研究で、何をやるか?がサッと決められた時は、1本筋の通ったものになるのだけど、テーマ設定に悩んで時間がかかった時は、中身も論理が一貫せずに、テーマ設定の悩みがそのまま内容に現われてしまったことが多かった。

プロセス重視なんていいますが、一番大切なのは、プロセスを回す前の最初のトリガーが何か?なのかもしれません。ひらめきとか勘、センスなんていうものではなく、その人の経験と生き方が、何かのサインに反応するのではないでしょうか。

道を歩いていて、カメラを向けようと思うかどうかは、人によって違うでしょう。思った後のアプローチの方法や被写体の切り取り方で、プロとアマチュアの差が出ることは当然ですが(みんな、そこの違いで”やっぱりプロは違う”と感心するのだけど)、実は何気なく歩いていて、何に”おやっ!?”と思うかで、プロとアマの差(またはプロ同士の差)が出るのかもしれません。

企画という仕事に置き換えてみると、

仮説作り→検証→コンセプトメーキングという基本的な流れがありますが、実は仮説作りの前段階のところで、その人の力量(いわゆる”地力”)が試されます。「誰でも一回は面白い小説が書ける、なぜならその人の人生が最高の物語だから」なんて言いますけど、企画も一回だけなら、良い提案ができます。自分の趣味とか、得意なフィールドに持ち込んで考えることで、アイデアは出てくるから。

でも、日常的に、どんなモノやコトに”おやっ!?”って思えるかが一番大切。それがないと、”上手な企画”は出来ても、”光る企画”はできないでしょう。

そういう感覚って、普段の会話の中でわかるものなんです。

「こいつ、そんなことに興味を持ったんだぁ」「変なことに関心持っているなぁ」って思える奴が少ないんですよねー、最近。そういうのって、結局、企画マンとしてどうか?という前に、人間として面白いか?なんでしょうね。

20代と50代は面白いけど、30-40代前半に上手な企画者が多いことに、なんとかしなければと思うこの頃。(たまたま私の周りだけなのか・・・)

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2007年11月 5日 (月)

世代論(2)

いまどきの若いもんは、こんな風に写真を鑑賞します(笑)

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博報堂生活総合研究所が調査した「子供の生活10年変化」が発表されました。

小4~中2の意識は、10年前とどう変わったか?を調べたものです。

いくつかを紹介すると、

・もっと増やしたい時間のトップは睡眠時間(64.9%)←前回は2位

・友達のことを父母によく話す 前回62.3%→66.6%

・本をよく読む 前回22.3%→37.6%と大幅UP

・興味のあることは自分で調べる 38.8%→51.1%と大幅UP

なかなか示唆に富む結果ですね。

別の調査では、親子の接近という結果が明確に出ています。

洗濯は父親と別にする近頃の娘、なんていうことがワイドショーなどで話題になりますけど、「父親と買い物や映画に行く、という娘が増加している」という事実を知っていましたか?「私、お父さん好きです」っていう女子高生って、割と多いんですよ。でも、そういう娘を持っていない人たちは、渋谷のセンター街でインタビューを受ける女子高生の受け答えで、”いまどきの若い子”イメージを刷り込まれてしまっていたりするのです。

親と仲が良く、本を良く読み、勉強が忙しいのでちょっと疲れ気味、でも友達はやっぱり大切で、映画やTVでリラックスとストレス発散して調整している”若い子”。そういう情報をインプットされた上で、スタバで友達と教科書を広げている高校生を眺めてみると、ちょっとこれまでと違った見方ができるようになるかもしれませんよ。

僕は、今の10代は”冷めてない”という印象を持っています。学校のイベントなど、昔は気恥ずかしくて、ダサくて、かっこ悪い、真剣に取り組んでいるのを友達に見られたら恥ずかしい、という感じで引いたスタイルが多かった(僕が中高生のときも)と思いますが、最近の子は、”乗ってしまった方が楽しい””どうせやるなら盛り上がろうよ”という姿勢を、結構ダイレクトに表現してきます。自分のテンションをうまくコントロールできる、という感じ。みなさんは、どうでしょうね?

”凶悪犯罪が増えている”とか”環境保護のため”とか”携帯電話は優先席では電源を切る”とか、総論として時代の流れになっているようなことの中に紛れ込んでいる「嘘」って結構あると思います。ムードに流されて鵜呑みにすると誤ることがある、ってことです。当たり前のことだけど、いろんな情報持って比較することで、本当のものが見えてくるのですね。ちょっと脱線してしまった・・・

世代論は、今度面白そうなセミナーに参加する予定なので、またその感想などを書いてみたいと思っています。

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2007年11月 4日 (日)

五感ブランディング

Ginza

メッセージを伝達する手段として、

イメージ(視覚)、音(聴覚)、感触(触覚)、味(味覚)、匂い(嗅覚)という5つのチャネル(五感)がありますが、企業からのメッセージは、広告をみればわかるように、視覚と聴覚に偏っています。映像と音声を使ってあの手この手でメッセージを伝えようとするわけです。

しかし、5つのうち2つしか使わないのはもったいないし、もう限界があるだろうというわけで、5感をいかに組み合わせるかの研究がされています。中でも、ニオイの活用はまだまだ遅れているといいます。

ステラおばさんのクッキーは、あきらかに待ち行く人を狙ってバニラエッセンスの香を強烈に流しています。新車の匂いは、ちゃんとニオイを研究して出荷時に仕込んでいるいるんですよね。これからは、もっといろんな企業が、いろんな製品で匂いをブランディングに使ってくることが予想されています。東芝のノートPCは開いたときにかすかなジャスミンの匂いがして、それがユーザーに刷り込まれていく、とかね。

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2007年10月28日 (日)

自分を決める

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「作家になりたいので作品を読んでもらえないか?」

と頼まれたとき、オーストリアの詩人リルケはこう答えたそうです。

「私が読む必要はない。

君が朝起きたときに小説を書くこと意外頭になければ、

君はもう作家になっている」

肩書きというのはたくさんありますが、

自分で宣言するものと他人から認定されたものがあります。

自分で宣言するということは、自分を追い込むでもあるでしょう。

ということを、普段会社員はあまり考えたりしないんですよね。

そういえば詩集って最近あまり読んでいません。毎日、素敵な詩が送られてくるような携帯メールサービスとかあれば、電車の中とかトイレの中で、もっと詩が身近なものになるかもしれないな、と思いますがどーでしょうね。

学生のときは、草野心平、中原中也にカブレ、井上靖の詩集とか大好きだった。久しぶりに詩集を買ってみようかな?

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2007年10月17日 (水)

楽な道で努力する

有楽町イトシアを覗く。人気のドーナツは平日の午前中にもかかわらず、なんと1時間40分待ち。それでも買いたいか?!僕はあきらめて、どら焼きを購入。おいしかったけどうさぎやを知っているので驚きはなかった。その後、向かいにあるマロニエゲイトをチェック。銀座ハンズをなめて、駄目元でレストランフロアへ。が、昼時なのに混んでな~い!イトシアに取られている模様。こっちだってOPEN間もないのにちょっと極端すぎないか?ここの狙いは名古屋のひつまぶしの老舗なんだけど、今日はパスして隣のソバメシを食す。結構うまいのに、ここも店内がらがらなのさ。有楽町駅前の導線は変わったけど現時点では集客相乗効果はでていない

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「好きだけど点数とれない科目より、あまり努力はしなくてもいつもよい点が軽く取れてしまう科目の方が、貴女が将来 ”際立てる” 分野であるでしょう」

子供が進路などを迷っていたとき、高校の先生がしてくれたアドバイス。

他人は結構てこずっていることなのに、自分はそれ程苦労もせずに出来る。そういう分野こそがトップを目指せるといいます。なぜなら、本当の一流になるためには、そこからさらに死に物狂いで取り組まなければならないので、ちょっと他人より優れているくらいのレベルまでは、軽くクリアしていなければ、とてもその後の頑張りなんて続かない、ということ。

それが出来て初めて誰も手が届かないほどのダントツの領域に達することができ、そここそが唯一無比の頂点になるのだということ。逆に、大好きなんだけどいつも四苦八苦してしまうものっていうのは、趣味にしておくのが相応しい。

これって、勉強でも仕事でも共通していると思います。ドラッカーも「他社はうまくできなかったが、わが社がさしたる苦労もなしによくできたものは何か」を問えと言っています。(「創造する経営者」より)

「この仕事なら朝飯前だね」「しめたっ!」って言えることを見つけられると、気持ちに余裕ができるので、さらに良い質のアウトプットが出せると思います。それが見つけられれば苦労しないよって?その通り!(笑)そんな簡単なものではないですよね。いろんな経験を経ることで、そんな勝ちパターンの引き出しが増えていくものなのだと思います。

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