太郎さん芸術論
芸術はうまくあってはならない。
芸術はきれいであってはならない。
芸術はここちよくあってはならない。
芸術はいやったらしいものである。
40年以上前に、芸術論としてこういうことを熱く語っていた人だと知る。うまいということは何かと比較していることであり、比較の上で芸術は成らないのだと。新しさここそ芸術であり、新しいということは、それを見る人にとてもストレスを与えるものです。みな自分の体験や価値観の中で鑑賞しようとするものだから。だから、ゆったりほのぼのしたものは、いくら上手にできていても、ある”形式”の上に成り立っている場合が多い、といいます。
芸術とはあったら生活に潤いや味わいを与えてくれるデザートではなく、生きる上での本能的なエネルギーである、という迫力に酔わされた一冊でした。自分としては受け入れがたい部分(必要条件ではあるけど、それで芸術にはならないだろうという突っ込みどころなど)もいくつもあるのだけど、そのようなここは納得、ここは異議あり、ということではなく、「岡本太郎論」として十分楽しめました。
今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)
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コメント
いい写真ですねえ…。
ときどき、どきっ、とするようないい写真を見て感心してます。
投稿 tanaka | 2008年5月20日 (火) 09時28分
か、からかわないでくださいよぉ~
投稿 tomo | 2008年5月23日 (金) 21時56分